札幌商工会議所主催の検定で、「北海道フードマイスター」というものがある、ということを知ったのはつい5日前くらい。なぜ、それを受けようと突発的に思ったかというと、
トンの脂肪肝疑惑。
前々から、肝臓の数値が高いとかって話は聞いていた。医療の知識もないし、詳しいことはわからないけど、今年の健康診断でも引っかかった。聞くと大学生の頃から数値が高くて引っかかっていたという。
大学生って、そんな若いうちから健康診断で普通ひっかかるか?
しかも、毎年引っかかるからって、それが普通だと信じ込んで、ちゃんとした検査も受けていないというズボラっぷり。信じられない。もう独り身じゃないんだぞ。
ということで、「それが俺の普通なんだって!」と主張するトンを半ば強制的に病院へ。それが普通だなんて、寝言は寝て言えだ。
そして出された診断結果が、脂肪肝。
確かに痩せてはいない。しかしその若さで、内臓脂肪を指摘されるなんて、尋常ではない。肝生検をして肝臓の組織を取って、繊維化等々を調べるか、という話までなったけど、まあ知り合いの技師による検査なども行った結果、その必要性があるほどの脂肪肝ではないということは分かった。
ただ、さほど進行はしていないとはいえ、血液検査結果に表れているのは事実だし、脂肪肝になりかけている、またはなりやすい体質ということも事実。食生活の改善が求められる。
目を離すとすぐにお菓子に手が伸びるトン。本当に危機感がない。若くして夫が脂肪肝だの肝硬変だのなんてなって、しかもそれが食生活が原因だとなれば、妻の責任にもなる。もう他人事ではない。
そこで普段の食生活の改善を図るべく、食物の栄養だったり、調理法だったりをここんところ調べたりしていて、栄養士の勉強とかしておけば良かったな~なんて思っていたところに出会ったのが、「北海道フードマイスター検定」。
本来であれば、飲食店に勤めている人とか、地元の食品を扱う観光業従事者とかが取得すると意味があるんだろうなとは思う。けど、北海道に生まれ、北海道に30年暮らす自分が普段から口にする身近な食材の背景を知り、それが持つ栄養や特徴を知ることは、職業問わず大切なことだと思う。
地元を知り、地元で採れる食材を知り、食生活に活かす。自分や大切な人の健康につながるモノを知る。それは有意義なことだと思った。さらには、これをきっかけに、北海道の食の可能性とか、食育とかに興味を持てたらいいなとも思ったり。
職業柄、道内各地に出張があるので、産地とか作付面積とか、話題の一つにでもなればそれでもいい。
ということで開いたテキスト。今のところの感想としては、かなり苦戦しそうだなってところかな。合格率が例年30%前後という数字で怖気ついている。
3年前に四苦八苦してどうにか日商簿記3級を取得した以来、勉強などしていない私の挑戦。どうやら私は商工会議所の検定ばかり受けているな。
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